初戦を終えたエバース率いる「国立エレファントボイーズチーム」と今季初戦の金魚番長率いる「ヨイ肉が来たゼチーム」で今大会2回戦目を迎えた。

国立エレファントボイーズチームと間違えて一緒に出てきてしまう古市に加え、野次を無視されてしまう箕輪。初戦のため、「血の気が出過ぎている(？)」と2人は話す。

幕を絞って出順を発表。「フランスからモナ・リザでも持ってきたんか？」と秋定の一言に会場は爆笑。少々カオスな幕開けとなった…。

【第一試合：出目金vs太鵬】

「ラグビーのファーストプレーのようにぶつかろうかと」「みんな嫌がるけど、俺らはトップバッター行ってやる」などと、気合い充分だった様子の太鵬。それに対し、サラッと流すかのようにギャグで返す出目金。結果は50対122で太鵬の勝利。

【第二試合：シンクロニシティvsゼロカラン】

吉本に同じ時期に入った二組。過去にも何度かライブでの絡みがあり、今月末にはツーマンライブを控えている二組だが、結果は90対76の僅差でシンクロニシティの勝利。

【第三試合：滝音vsからし蓮根】

直接漫才で対決したことは無いと話す二組だが、以前フリースタイル口喧嘩にて、秋定が強烈なパンチラインを繰り出し、からし蓮根のふたりを戦意喪失に追い込んだらしい。結果は108対57で滝音の勝利。漫才も制す滝音であった。

【第四試合：エバースvs2丁拳銃】

「エバースとだけは戦いたくない」「グランドバトルでうち(金魚番長)のチームは全員エバースに負けてる」とかなり警戒している様子の2丁拳銃。それを尻目に、試合前にも関わらず「作戦勝ちですよ」と大先輩に失礼な町田。結果は146対13でエバースの勝利。漫才が終わりハケる町田は「勝ったな顔」をしていたと佐々木は言う。

【第五試合：ブラゴーリvs金魚番長】

ルールにあるようにネタ尺は4分。過ぎると減点になるため、何とか収めて終わりたいところだ。しかしブラゴーリの、その丸め込み方には観客席はどよめきすらあった。物議を醸す第五試合となったが、結果は94対71でブラゴーリの勝利。

全試合を終えて、またしても国立エレファントボイーズチームが勝利を収める。肩を落とす小堀に「負け腰すぎたんですよ」と佐々木。これに対し、「せやんな…」としっとりとした返しで幕を閉じた。今後の戦いも、注目だ…！

平本陽乃美